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【現場から見た透析の豆知識】夏の水分補給|汗をかいた日も我慢が必要?

【現場から見た透析の豆知識】夏の水分補給|汗をかいた日も我慢が必要?

「透析をしているから、暑くても水分は我慢しないといけない」

そう思っていませんか?

透析を受けている方にとって、水分管理はとても大切です。しかし、水分はいつでも少ないほどよい、というわけではありません。

特に暑い日にたくさん汗をかいた場合は、体から水分が失われています。そのような日まで無理に水分を我慢すると、脱水につながる可能性があります。

「夏だからたくさん飲む」でもありません

一方で、暑いからといって自己判断で水分を大幅に増やしてしまうと、体重増加やむくみ、血圧の上昇につながることがあります。

次の透析で取り除く水分量が多くなれば、透析中の血圧低下や足のつりなど、身体への負担が大きくなることもあります。

大切なのは、飲むか我慢するかの二択ではなく、体の状態に合わせて調整することです。

汗をかいた日の確認ポイント

1.外出前後の体重を確認する

可能であれば、外出前と帰宅後に体重を測ってみましょう。

汗をかいた後の体重変化は、体から失われた水分量を考える一つの目安になります。

2.一気に飲まず、少しずつ

汗をかいたからといって、一度にたくさん飲む必要はありません。

小さめのコップを使い、体重や体調を確認しながら、少しずつゆっくり補給しましょう。

3.まずは暑さを避ける

水分補給だけでなく、エアコンや扇風機を使う、日中の外出を控える、帽子や日傘を使うなど、汗をかきすぎない環境をつくることも大切です。

4.スポーツドリンクや塩分は自己判断で増やさない

スポーツドリンクや経口補水液には、塩分や糖分などが含まれています。

透析を受けている方が日常的に飲む場合は、自己判断で量を増やさず、医師・看護師・管理栄養士などにご相談ください。

現場からお伝えしたいこと

透析をしているからといって、汗をかいた日まで水分を我慢しすぎる必要はありません。

ただし、必要な水分量は、尿量、心臓の状態、血圧、ドライウェイト、体重増加量などによって一人ひとり異なります。

「今日はかなり汗をかいたけど、どれくらい飲めばいい?」
「最近、透析前の体重がいつもと違う」

そんなときは、遠慮せず透析スタッフへお声がけください。

大阪市東成区・深江橋のなかじま内科クリニックでは、患者さまの生活やその日の体調も確認しながら、水分管理や体重について一緒に考えています。

※本記事は一般的な情報をお伝えするものです。具体的な水分摂取量は患者さまの状態によって異なりますので、主治医や透析施設から受けている指示を優先してください。めまい、頭痛、吐き気、強い倦怠感などがある場合は、涼しい場所へ移動して体を冷やし、早めに医療機関へご相談ください。

なかじま内科クリニックの透析室に設置された透析装置とベッド

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