診療時間

Close
一般外来 (内科・専門外来・自費診療)
診療時間
9:00〜12:00×
14:00〜17:00××

休診日:土曜午後・日曜・祝日

担当医
9:00~12:00野呂土田野呂-野呂担当医
14:00~17:00野呂土田野呂-野呂-
News

お知らせ

透析のドライウェイトは絶対?体重の数字だけでは決められない理由

透析のドライウェイトは絶対?

体重の数字だけでは決められない理由

透析前の体重が62kg、ドライウェイトが60kgなら、差は2kg。

「今日は2kgの水分を引けばいい」

透析をあまり知らない方から見ると、とても単純な計算に思えるかもしれません。

患者さんの中にも、「毎回、決められた体重まできっちり除水するのが正しい透析」と考えている方がおられます。

しかし、実際の透析では、体重計の数字だけを見て除水量を決めているわけではありません。

なぜなら、体重の増減がすべて水分とは限らず、人の身体は食事や生活、体調によって少しずつ変化しているからです。

透析前の体重は重要な情報ですが、体重だけで除水量が決まるわけではありません。※イメージ画像

透析のドライウェイトとは?

ドライウェイトとは、身体に余分な水分がたまっておらず、透析中に血圧が下がりすぎず、心臓にも大きな負担がかからないと考えられる目標体重です。

日本透析医学会では、ドライウェイトを「体液量が適正で、透析中に過度な血圧低下を生じることなく、長期的にも心血管系への負担が少ない体重」と定義しています。

つまり、ドライウェイトは大切な目標ではありますが、一度決めたらずっと変わらない「絶対の体重」ではありません。

体重の増加がすべて水分とは限りません

たとえば、食欲が戻って食事量が増え、筋肉や脂肪が増えることがあります。

この場合、透析前の体重が増えていても、そのすべてが余分な水分とは限りません。以前と同じドライウェイトまで無理に除水すると、血圧低下や足のつり、透析後の強い疲労感につながる可能性があります。

反対に、体調不良や食欲低下によって身体そのものの重さが減ることもあります。

身体が痩せているのに以前と同じドライウェイトを使い続けると、目標体重まで到達していても、身体の中には余分な水分が残っている可能性があります。

そのため、ドライウェイトは患者さんの生活や体調の変化に応じて、必要に応じて見直していくことが大切です。

現場スタッフは何を確認している?

透析室のスタッフは、体重の数字だけでなく、さまざまな情報を確認しています。

ご自宅での血圧は以前より高くなっていないか。透析前に足や顔がむくんでいないか。歩いたときに息苦しさはないか。透析中に血圧が下がっていないか。最近、食欲や食事量に変化はないか。

さらに、胸部レントゲンの心胸比、肺うっ血の有無、血液検査、残っている尿量、これまでの除水量や透析後の体調なども参考にします。

むくみや血圧、会話、普段との違いなども、ドライウェイトを考える大切な情報です。※イメージ画像

「靴下の跡が以前より深くなっている」
「透析の後半になると血圧が下がる」
「最近、食事があまり取れていない」
「自宅での血圧が高い日が続いている」

こうした小さな変化は、一つの検査結果だけでは分からないことがあります。

定期的に患者さんと接している現場スタッフだからこそ、気づける変化があります。

ドライウェイトは誰が決める?

ドライウェイトを最終的に決定・変更するのは医師です。

しかし、その判断には、透析室スタッフが日々集めた情報が重要になります。

血圧、むくみ、心胸比、血液検査、透析中の経過、食欲や生活の変化などを医師へ報告し、心臓の状態や持病も含めて総合的に検討します。

透析中の小さな変化を見逃さないよう、スタッフが患者さんの状態や機器の動きを確認しています。

透析中の小さな変化を見逃さないよう、スタッフが患者さんの状態や機器の動きを確認しています。

ドライウェイトは、医師が数字だけを見て決めるものでも、スタッフが機械的に運用するものでもありません。

患者さんの日々の変化を医療チームで共有しながら決めていく目標体重です。

目標体重まで必ず除水すればよい?

ドライウェイトとの差が2kgあっても、その日に必ず2kgを除水できるとは限りません。

血圧が低い日、体調がすぐれない日、心臓への負担が心配される日などは、無理に目標体重まで除水することで、血圧低下、足のつり、吐き気、強い疲労感などが起こる場合があります。

そのため透析中も、血圧や機械の数値だけでなく、患者さんの顔色、表情、会話、発汗、眠り方などを確認します。

「今日はどこまで安全に水分を除去できるのか」

現場スタッフは、患者さんの状態を見ながら考えています。

透析は、体重の数字だけではできません

透析は、透析前の体重からドライウェイトを引き、その差だけ水分を除去する単純な作業ではありません。

身体の変化を見つけ、必要な情報を医師へ伝え、安全に除水できる量を考える。そこには、透析室スタッフの知識、経験、観察力が求められます。

患者さんから教えていただく情報も非常に重要です。

  • 最近、自宅での血圧が高い
  • 食欲が落ちて体重が減った
  • 足や顔のむくみが気になる
  • 透析後の疲れが以前より強い
  • 夜になると息苦しさを感じる

このような変化があれば、小さなことでもスタッフへお伝えください。

なかじま内科クリニックでは、体重計に表示される数字だけでなく、その数字の向こう側にある患者さんの生活や体調まで見ながら、一人ひとりに合った透析を考えていきます。

大阪市東成区・深江橋周辺で透析施設をお探しの方や、夜間透析について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

 

Archives

Latest News

  • 2026.7.21
  • 当院からのお知らせ

お盆休みのお知らせ

  • 2026.7.7
  • 当院からのお知らせ

7/7㈫臨時休診のお知らせ

  • 2026.6.30
  • 当院からのお知らせ

明細書発行について

当院へのお問い合わせ

Tel 06-4306-4004

※診療時間内におかけください

発熱で受診される方へ

当院では発熱のある患者様は、事前にお電話にてお問い合わせください。院内患者様への感染拡大防止のため、ご連絡なしのご来院はお控えください。なお、コロナやインフルエンザの検査は随時、行っております。ご理解、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

一般外来 (内科・専門外来・自費診療)
診療時間
9:00〜12:00×
14:00〜17:00××

休診日:土曜午後・日曜・祝日